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【バイクの洗車&車体をキレイに見せるメンテナンス方法】を伝授!!

バイク

こんにちは、元二輪整備士のモノリ(@monoriblog)です。

バイクの洗車やメンテナンス方法を知りたい人

どういうメンテナンスをすれば、バイクを綺麗に見せられるかな?

この記事では、このような疑問にお答えします。

先に結論を言うと、最低でも「洗車」と「拭きあげ」をしておけば、バイクは綺麗に見えます。

目次

  1. バイクの洗車&キレイに見せるメンテナンス
    1. 洗車&拭きあげ
    2. エンジンをかけて乾かす
    3. 軽くワックスをかける
    4. サビを落とす
    5. グリスアップ
  2. まとめ

※ この記事を読むと、簡単にバイクをキレイに見せられるようになります。

バイクの洗車やメンテナンスに詳しい整備士

バイクをキレイに見せるには、「コツ」をおさえる事が重要だよ。

では、さっそく本題に入ります。

バイクの洗車&キレイに見せるメンテナンス

洗車とメンテナンスがされたバイク
バイクをキレイに見せるメンテナンスには、5つのステップがあります。

バイクの洗車&キレイに見せるメンテナンスの5ステップ

  1. 洗車&拭きあげ
  2. エンジンをかけて乾かす
  3. 軽くワックスをかける
  4. サビを落とす
  5. グリスアップ

※ 上記メンテナンスは、必要に応じて行えばOKです。

では、順番に説明していきます。

洗車&拭きあげ

洗車してピカピカのバイク

まずは洗車から始めよう。

洗車で1番重要なポイントは、薄めの洗剤を使うか水だけで洗うことです。

その理由は、洗剤が濃いとバイクの樹脂部分などにムラが出来てしまい、よけい汚く見えてしまうからです。※ 一度ムラが出来てしまうと、洗ってもなかなか落ちません。

もし、洗車用洗剤が無い場合は、台所用の中性洗剤を薄めてスポンジやウエスを使い、タイヤ周りなどは少し洗剤を濃くすればOKです。

洗い終わったら、綺麗な布などで水滴を拭きあげましょう。

※ 水滴を自然乾燥すると「水アカ」が残ってしまうので、必ず車体の水滴は拭きあげましょう。

バイクは、此処を洗えば綺麗に見える!

  • タンク
  • カウル部分
  • スクリーン&メーター
  • ミラー
  • ホイール周り
  • スイングアーム
  • シート下などの収納スペース(※ウエスで拭き取りのみ

なお、水が蒸発すると洗剤の成分が濃くなってしまうので、洗車を日陰や曇りの日に行うか、洗車した部位毎に直ぐに洗い流すようにすると、更にムラになるのを防げます。

エンジンをかけて乾かす

洗車後にバイクのエンジンをかけて乾かす人

洗車して水気を拭き取った後は、エンジンをかけて完全に乾かすと良いよ。

洗車の後は、エンジンをかけて拭き取れなかった水分を蒸発させることをオススメします。

その訳は、車体に水分が残っていると、サビの発生原因になるからです。

なお、バイクで走って乾かしても良いのですが、チェーンオイルを含んだ水気が多少飛び散ってホイールを汚すため、アイドリングで乾かせばOKです。

※ 車体を左右に揺すったり、ウエスで溜まっている部分の水気を吸い取るなど、なるべく水気を切ってから乾かしましょう。

軽くワックスをかける

バイクの洗車後にワックスをかけた人

フェンダーなどの樹脂部分は経年劣化で特に色が抜けるけど、液体ワックスなどを使えば復活するよ。

バイクを綺麗に見せたいなら、ワックスをかけることをオススメします。

その理由は、バイクにワックスをかけると、車体の色ツヤが出て見違えるほどキレイに見えるからです。

ワックスの使い分け

  • 固形ワックス・・・効果が長持ちするが、ワックスを塗るのに手間がかかる。
  • 液体ワックス・・・効果が短いが、ワックスが伸びるので塗るのは簡単。

※ 手早く車両をキレイに見せたいなら、液体ワックスで十分です。

サビを落とす

バイクのサビを落とした人

バイクのサビを軽く落とすと、見栄えが良くなるよ。

バイクは金属なのでどうしてもサビが発生しますが、目立つサビを落とすだけで車両の見栄えが格段に良くなります。

例えば、赤茶色いサビが気になるボルトを、真鍮ブラシでこすってサビを落とすとかですね。

サビの種類や車両の部位ごとの落とし方

  • にじむ程度のサビ・・・洗車した後、ウエスで強めに拭きあげるだけ。
  • 赤茶色に目立つサビ・・・「しんちゅうブラシ」でこする。
  • フロントフォークのインナーチューブ・・・「1000番以上の細かいサンドペーパー」を使う。
  • 無塗装の三又・・・「ボンスターたわし」を使う。

※ 塗装部分や鏡面仕上げの部分は、塗装剥がれや逆に傷がついてしまうので、上記の方法は行わないでください。

なお、指で触って凹凸がない程度、または表面のサビがある程度落ちたら、サビ止めの為にリチウムグリスなどを薄く塗布してやると、赤茶色だったサビがより目立たなくなります。

グリスアップ

バイクのグリスアップをした人

グリスアップしてあると、バイクの状態が良く見えるよ。

グリスアップがしてあるかどうかで、車体の良し悪しが予測できます。

どういう事かと言うと、グリスアップしてあるという事は、「日頃からバイクの手入れを行っている=状態が良い」という判断材料になるからです。

グリスアップは、必要な箇所に油を差し、余分な油を拭き取るだけでOKです。

よく使うグリスの種類と使い分け

  • 浸透潤滑油・・・ワイヤーの潤滑や防サビなどに使用。(※ゴム部分への使用はNG
  • リチウムグリス・・・バイクの可動部全般に使用可。
  • チェーンオイル・・・飛び散りにくいチェーン用のグリス。

※ バイクにはこの他にも用途に合わせてグリスを使い分けますが、日常メンテには上記のものがあれば十分です。

グリスアップは、バイクの各部をスムーズに動かすのはもちろんですが、車体の寿命を伸ばしたり、サビを防いだり目立たなくする効果もあるので、定期的にグリスアップを行うのがベストです。

まとめ

メンテナンスと洗車がされたバイク

バイクの洗車&キレイに見せるメンテナンスの5ステップ

  1. 基本は洗車&拭きあげ。
  2. エンジンをかけて内部の水滴を乾かす。
  3. 軽くワックスをかけて、車体の発色を良く見せる。
  4. サビを落として、古さを感じさせない。
  5. グリスアップして、バイクをキレイに見せる日常メンテは完璧。

上記の5ステップを行えば、バイクがキレイ&状態が良く見えます。

バイクの洗車やメンテナンスに詳しい整備士

余談ですが、バイクのメンテナンスをしておけば、手放すときもバイクワンバイク王バイクBOON“”などで高価買取に繋がりますよ。

以上「バイクの洗車&車体をキレイに見せるメンテナンス方法を伝授!!」についての記事でした。