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【新聞奨学生の寮や部屋】はどんな感じ?

新聞奨学生

こんにちは、元新聞奨学生のモノリ(@monoriblog)です。

新聞奨学生の寮での生活や部屋について知りたい学生

学生寮のイメージしかないんですけど、新聞奨学生の寮や部屋はどんな感じですか?

この記事ではこのような疑問に対し、Q&A形式でお答えします。

目次

  1. 寮の形態と部屋の間取
    1. 寮の形態は?
    2. 部屋の間取りや大きさは?
    3. 新聞奨学生の部屋は個室?
    4. セキュリティーは?
  2. 寮の備え付け家具や共同設備
    1. インターネットは?
    2. エアコン・冷蔵庫・洗濯機は?
    3. お風呂やトイレは?
    4. 自炊はできる?
  3. 寮の費用と賄い
    1. 寮の費用は?
    2. 光熱費は?
    3. 食事の賄いは?
  4. 寮の門限やルール
    1. 友達とか泊めても良い?
    2. 門限は?
    3. 寮にルールとかあるの?
  5. 寮への引っ越し
    1. 引っ越しに必要なものは?
    2. 引っ越しの方法は?
  6. まとめ

※ この記事を読むと、「新聞奨学生の寮生活への不安解消+引っ越し」までのイメージができるようになります。

※ 寮によっては例外があるかもしれませんが、そこはご容赦ください。

寮の形態と部屋の間取

Q: 寮の形態は?

A: 寮の形態は大きく分けて、「アパート型」と「シェア型」の2つです。

アパート型

「アパート型」は、アパートなどの建物を借り上げて、部屋ごとに入寮する形態です。一人暮らしのような生活ができるのが特徴です。

シェア型

「シェア型」は、自分だけの部屋はありますが、それ以外のトイレや浴室、台所、リビングなどは共同という形態です。寮の中では、寮に住むメンバーと公私関係なく顔を合わせることがあるのが特徴です。

※「アパート型」「シェア型」という言葉はこの記事の造語です。説明上の関係でこの言葉を使っています。

恐らく「アパート型の寮が良い」という人が多いのではないかと思います。しかし、どちらの形態なのかは配属先によって異なるので、基本的に選べません。どうしてもという強い希望があるなら、奨学会の担当者に相談してみるか、自分でアパートなどを借りる方法(※ 後で説明します。)を取る必要があります。

Q: 部屋の間取りや大きさは?

A: 部屋の間取りや大きさは寮によって異なります。

寮の立地条件や建物も違うので、実際に配属先が決まるまで部屋の大きさなどは分かりません。しかし、都心部にある「シェア型の寮」であっても、最低でも4畳半はあると思っておけば、間違いないかなと思います。また、基本的には部屋も設備も年季が入っていると思ってください。

なお、都心部になればなるほど、家賃など関係から「シェア型の寮」になる確率は高くなるハズです。

Q: 新聞奨学生の部屋は個室?

A: 寮の部屋は全て個室です。

相部屋は無いので、「アパート型の寮」でも「シェア型の寮」でも、プライベートは守れます。

Q: セキュリティーは?

A: セキュリティーレベルに関しては、寮次第です。

寮の立地や構造、建築年月日なども異なるので、「カメラ付きインターホン」とか、「電子ロック」とかは無いと思っておいた方がいいです。

これは「寮あるある」なのですが、シェア型の寮だと、個室でも部屋には鍵をかけられないとかもあります。これも寮次第ですが、気になる場合は事前に確認した方が良いですね。

寮の備え付け家具や共同設備

Q: インターネットは?

A: インターネットは、「シェア型の寮」なら店のwifiがそのまま使えたり、寮で契約してメンバーでシェアしている可能性はあります。ですが、「アパート型の寮」にはまず無いでしょうね。

※ 基本的に、インターネットは個人負担で、wifiは無いと思っておいた方が良いでしょう。

もし、自分の部屋で固定wifiを使いたいなら、寮なので「工事不要のSoftBank Air」とかを利用するのが良いと思います。

Q: エアコン・冷蔵庫・洗濯機は?

A: エアコンは、基本的に完備されています。

冷蔵庫は、「シェア型の寮」ならあるハズですし、「アパート型の寮」だと、前の新聞奨学生が置いていったものがあったり無かったりします。

洗濯機は、寮か店に供用で設置されていることがほとんどだと思います。

Q: お風呂やトイレは?

A: 寮によっては、浴室が無いところもあります。その場合は、店の浴室を使うことになります。

僕が住んでいたアパート型の寮は、浴室がありませんでした。なので、朝刊後に賄いの朝食をいただいて、店でシャワーを浴び、寮に帰るという感じでした。

寮にもよりますが、トイレは「和式」の場合があります。

Q: 自炊はできる?

A: 自炊はできることが多いと思います。

ただし、シェア型の寮であっても自炊設備が揃っているとは限りません。寮なので、誰かが置いていった鍋などがあったりもしますが、必要に応じて自分で揃える必要があります。

ガスが止められている寮の場合は、「電気コンロ」や「IHヒーター」を使えば自炊可能です。

寮の費用と賄い

Q: 寮の費用は?

A: 寮の費用は基本無料です。ですから、賃貸アパートなどとは異なり、家賃を払う必要はありません。

また、「敷金」や「礼金」なども必要ありません。

Q: 光熱費は?

A: 光熱費の基本料金に関しては、店が負担してくれます。しかし、個人によって使用量が異なるため、使用した分は自己負担となります。

※ 寮によっては計算方法が異なることがあります。

Q: 食事の賄いは?

A: 食事のまかないは配属先である所とない所があります。

賄いは朝・夕の2食ですが、基本的に自分が休みの日と日曜・祝日は賄いがありません。その為、賄いがない場合は、外食で済ませるか自炊することになります。

※ 賄いは給料から引かれますが、外食に比べたら安いですし栄養バランスも良いので、あると大変助かります。

寮の門限やルール

Q: 友達とか泊めても良い?

A: 家族や兄弟、友人を泊められるかどうかは、寮の形態にもよります。

「シェア型の寮」の場合は、部外者を泊めると他の人たちの迷惑になる可能性がありますし、寮のセキュリティー面から見ても基本的にNGです。

「アパート型の寮」の場合は、店の判断にもよりますが、「兄弟や家族、親しい友人なら泊めてもOK」なことが多いかと思います。ただし、寮を管理しているのは店であって、あくまでも店で働く人が住むための寮なので、全く面識のない人を泊めたり、誰かを住まわせたりとかは当然NGです。

※ 寮は、あくまでも新聞販売店で働く人が住むためのものです。

Q: 門限は?

A: 基本的に門限はありません。

そもそも、朝方の3時に新聞配達がありますし、夕刊も学校もありますし、夜遅く帰るとか普通に無理です。

※「学校や仕事に影響が出ないように早く寝てね」と言う意味で、建前上設定していたり、夜遊びするような新聞奨学生に対しては、門限が設定されることはあります。

Q: 寮にルールとかあるの?

A: 寮にもルールというか、守るべきことはあります。

例えば、騒がないとか物を壊さない、汚したら掃除するとか、当たり前のことですね。それと、寮の洗濯機やシャワー設備に関しても、他のメンバーのことを考えて、洗濯機に洗濯物を入れっぱなしにしないとか、急いでいるメンバーにシャワーの順番を譲るとか、そういうお互いの配慮も必要です。

寮は借りているものなので大切にする事と、人として周りの人たちに配慮した行動をすること。ルールというか、人として当たり前のモラルですね。

寮への引っ越し

Q: 引っ越しに必要なものは?

A: 引っ越しに必要なものは、配属先が決まって初めて分かります。

とは言え、事前に電話などで聞いても、実際に寮に行ってみないと分からないことも多いです。なので、寝具や衣類など絶対に必要なものを先に送り、足りないものを現地で購入したり、改めて送ってもらったりとかする感じですね。

寮には、大体部屋ごとに、何かしら誰かが置いていったものがあったりします。例えば、冷蔵庫や掃除機、食器棚、机、TVやゲーム機とかですね。なので、許可を取って寮の空き部屋からそれらを自分の部屋に移動させれば、とりあえずは買わなくて済むものもあります。

なお、自炊するのであれば「小さな炊飯器、小さな鍋、小さなIHヒーター、食器やコップ、包丁と100均のまな板、箸やスプーン」ぐらいあれば、あとは現地で食材や調味料を買ってとりあえずは間に合わせられるので、送っておくと良いですね。

因みに、「コンロ」はカセットコンロではなく、「電気コンロ」か「IHヒーター」を使った方が良いですよ。というのは、僕は最初、寮にあったカセットコンロを使っていたのですが、ガスカートリッジの交換が必要な上、費用的にもコスパが悪いし、寒い時は火力が弱くなって不便だったからです。

Q: 引っ越しの方法は?

A: 引っ越しは、基本的に宅急便を使えば十分です。

というのは、寮の部屋が4畳半とかだったら、そもそも荷物をそんなに持ち込めませんし、それに、卒業すればまた引っ越しなので手間ですし、途中で配属先が変わらない、つまり「新聞奨学生になっても途中で寮を引っ越さない」という保証もないからです。それを考えたら、荷物はなるべく少なくした方が良いという訳です。

荷物はいくつかの大きな段ボールにまとめ、布団は圧縮袋に入れて、宅急便で送る感じで十分です。依頼すれば荷物を家まで取りに来てくれるので、量が多くても問題ないですしね。

因みに、僕は引っ越し業者を使って失敗しました。そんなに送る荷物がなかったんですよね。荷物が少なく、宅急便で済むなら、その方が費用を抑えらることが多いです。

まとめ

寮の部屋でくつろぐ新聞奨学生

新聞奨学生の寮生活について

  • 寮の形態は「アパート型」と「シェア型」の2つ。
  • 部屋の間取りや大きさは寮によって異なる。
  • 新聞奨学生の部屋は個室。
  • セキュリティーレベルは寮によって違う。
  • インターネットは基本自己負担。
  • エアコンは全室完備。
  • 冷蔵庫は前の住人が置いていったものがある場合がある。
  • 洗濯機は共同であることが多い。
  • 寮にお風呂がない場合は店の浴室を使う。
  • トイレは寮によっては和式。
  • 寮で自炊は可能。
  • 寮の費用は無料で敷金や礼金もない。
  • 光熱費の基本料金は店が負担してくれる。
  • 食事の賄いは、配属先によってある所とない所がある。
  • 「アパート型の寮」なら、家族や友達とか泊めても良いことが多い。
  • 寮の門限は基本的にはない。
  • 寮のルールというか、人として当たり前のモラルを守ろう。
  • 引っ越しに必要なものは、配属先が決まったら分かる。
  • 引っ越しは宅急便で十分。

ここまで読んで、「シェア型でもアパート型でも寮は嫌だ」というのであれば、「自分でアパートを借りる」という方法もあります。その場合は、朝日奨学会であれば家賃補助があるので、寮ではなく一人暮らしが可能です。

※ なお、新聞奨学生になる前に、必ず運転免許は取得しておきましょうね。自転車で新聞配達は体力的にキツいですし、進学してから運転免許を取得するのは、時間を確保するのが大変です。進学する前に、「合宿免許」でサクッと取ってしまうのが費用的にもオススメです。

車を運転する学生

車の免許を取っておけば、バイクで配達もできるし、就活の幅も広がるし「一石二鳥」だよ。

以上、「新聞奨学生の寮生活」についての記事でした。