新聞奨学生はきつい?【何がどうきついのかをお話します】
こんにちは、モノリ(@monoriblog)です。
新聞奨学生はきついと聞きましたが本当ですか?具体的には、何がどうきついのでしょうか?
この記事では、上記のような質問にお答えします。
記事の内容
- 1:新聞奨学生の仕事は慣れればきつくない
- 1−1:早起きがきつい
- 1−2:配達は慣れるまでがきつい
- 1−3:その他の業務はきついと言うよりはダルい
- 2:新聞奨学生は学業面がきつい
- 2−1:慢性的な睡眠不足で授業についていくのがきつい
- 2−2:夕刊の時間と被る授業が受けられない
- 2−3:学校の宿題や課題が多いときつい
- 3:新聞奨学生は精神的にきつい
- 3−1:場合によっては、ブラックな部分が見えてくるので真面目な人ほどきつい
- 3−2:逃げられないというプレッシャーがきつい
- 3−3:寮生活で憧れの一人暮らしをイメージするときついかも
- 4:まとめ
この記事を書いている僕は、新聞奨学生の経験者です。結論から言うと、新聞奨学生はきついです。しかし、きつい事を成し遂げるからこそのメリットもあります。それについては、最後にお話ししますね。
新聞奨学生が分からないと言う人は、先に以下の記事を読んで下さい。
新聞奨学生とは?【新聞奨学金制度の仕組みを解説】
お金が無くても自力で進学可能な新聞奨学金制度について、経験者ならではの視点を踏まえ、全体的な仕組みが分かるようにお話します。
では、早速本題に入っていきます。
新聞奨学生の仕事は慣れればきつくない
仕事内容が割とシンプルなので、仕事を体が覚えてしまえばそれほど苦にはなりません。しいて言えば、早起きがきついくらいです。
早起きがきつい
新聞奨学生は、朝刊を配る為に2時半ごろには起きます。早いですよね。僕は朝には強い方ですが、それでもやはり非常に眠たくて起きるのがきついですし、冬は寒いので更にきつかったですね。しかも、連日寝るのは21〜22時ごろでしたから、睡眠時間は平均5時間くらいです。仮に8時間眠ろうとしたら18時半に眠る事になりますが、帰宅するのがその時間ですし、あまり現実的では無いですね。これで早起きしなければならないのだから、きついのは当然ですね。
配達は慣れるまでがきつい
新聞配達は簡単に思えるかも知れません。実際、慣れてしまえば、新聞を配るだけなので至ってシンプルです。ですが、仕事に慣れるまでがきついです。どこの家にどの新聞を入れるのか、全て覚えなくてはならないからです。
体力もある程度は必要です。雨の日は新聞を濡らさないように気を使うし、冬は指先がかじかみます。そして、階段を上り降りしなければならない建物もあります。歩いて配っていたら間に合わないので、走る事も必要です。ですが、これもやはり慣れます。ただ、もし自転車で新聞配達することになったら、体力的に相当きついと思います。
その他の業務はきついと言うよりはダルい
新聞奨学生には、配達以外の業務として、電話番、チラシの折り込み、ポスティングなどがあります。これはきついと言うよりはダルい作業です。チラシの折り込みは単純作業で場合によっては結構な時間がかかりますし、ポスティングはビラを適当に配って回るのですが、枚数が多くて全然減りません。電話番は、新聞が届いてないという連絡を貰ったら届けに伺い謝るという感じなので、ヒマな時もあれば、忙しい時もあるという感じです。
【補足】仕事できついのは早起きだけですが、仕事に関しては以下の記事でも紹介しているので参考になると思います。
新聞奨学生に向いている人、向いていない人の特徴
新聞奨学生の向き不向き。新聞奨学生には向いている人と向いていない人がいます。経験者だらこそ話せる内容なので、参考になるはずです。
新聞奨学生は、学業面がきつい
仕事と学業の両立となると、学業に使える時間がどうしても限られてしまうので、それがきついです。
慢性的な睡眠不足で授業についていくのがきつい
新聞奨学生は、睡眠時間を充分に確保できないので、慢性的な寝不足になります。僕の平日の平均睡眠時間は5時間くらいでした。睡眠不足のまま学校へ行き、眠たくて授業で眠ってしまう事も度々。そうなると、当然授業について行くのが段々ときつくなっていきます。はっきり言って悪循環ですよね。
夕刊の時間と被る授業が受けられない
新聞奨学生は、夕刊を配る為、例え授業の途中であっても時間になったら帰らなければなりません。しかし授業を空けたりすると、授業について行くのがきつくなりますよね。通う学校によってはその辺りが負担になります。僕は完全な提携校に通っていたので、新聞配達と学業が両立出来るように普段の授業は14時過ぎには終わりました。なので授業を最後まで受けても直帰すれば、夕刊までに間に合いました。
学校の宿題や課題が多いときつい
通う学校や学科によって宿題などの量は異なりますが、少ない自分の時間でこれをこなすのはきついです。僕の通っていたところは宿題などはほとんどありませんでしたが、それでも、課題をやってて日付を跨いだり、一睡もせずそのまま朝刊を配るなんて事も数回ありました。ただここまでやると、本当に体が持ちません。ですから、宿題や課題が多かったら、相当きついと思います。
【補足】学業面の問題を解決するには、以下の記事が参考になると思います。
新聞奨学生は朝だけでもきついですか?
新聞奨学生は朝だけなら比較的楽勝です。しかし、朝だけのコースにも、見落としてはいけないメリットとデメリットがあります。その事についても元新聞奨学生がお話します。
読売新聞奨学生をやるなら読売系の専門学校がオススメ
読売新聞奨学生をやるなら、読売系の専門学校に通うのがオススメです。その理由は、仕事と学業の両立がし易いようによく配慮されているからです。実際の経験を交えて、元新聞奨学生がそう思う理由をお話しします。
新聞奨学生は、精神的にきつい
※ 下手をすると心が病んでしまうので、ここは非常に重要な部分です。
場合によっては、ブラックな部分が見えてくるので真面目な人ほどきつい
実際に働き始めると、人間関係を含め勤務先の事が色々と見えてきます。勿論良い事もありますが、ブラックな面が沢山見えてくると、精神的にきつくなってきます。例えば、夜逃げしてしまう人が多かったり、事件一歩手間の喧嘩とかですね。真面目に仕事して、真面目に昼間は学校に通っている身分から見たら、ブラックですよね。この辺りは配属店により異なりますが、途中で所長やメンバーが入れ替わる事でも変わりますし、残念ながら実際に入るまでは分かりません。ブラックな部分が沢山見えてくると、真面目な人ほど精神的に病んできついと感じてしまいます。
逃げられないというプレッシャーがきつい
新聞奨学生は、学校を卒業するまで仕事を続けなければなりません。正確には途中で辞める事は可能ですが、新聞奨学生を辞めたら、学校に通えなくなり借金しか残らないので、現実的に途中で辞めるのは難しいです。つまり、これが逃げられないという精神的負担になります。万が一の事を考えたら、このプレッシャーはきついですよね。
寮生活で憧れの一人暮らしをイメージするときついかも
新聞奨学生を始めると、一般的には寮で暮らす事になります。ただし寮なので、綺麗な部屋や、憧れの一人暮らしをイメージするときついかもしれません。部屋は個室だけど他は共用みたいなところもあれば、古いアパートを寮としているところもあります。僕の場合は、年季の入った建物で、畳部屋6畳、風呂無し、和式トイレ、洗濯機は外にあって共同といった感じの一人部屋でした。ボロアパートでも住める、部屋以外は共用でも大丈夫、妥協出来る、我慢出来る。という人なら問題ないのですが、それが駄目な人にとっては生活自体がきついと感じる事になるので、精神的にきつくなります。
【補足】寮生活に関しては、こちらの記事が参考になると思います。
新聞奨学生は辛い【失敗しない為の方法】
新聞奨学生は辛い?心配ですよね。失敗したくないですよね。新聞奨学生にとって辛いのは学生生活と寮生活です。この記事では、その理由と、失敗しない為のアドバイスを経験者がお話します。
まとめ
新聞奨学生がきついと感じる事
- 早起きがきつい
- 配達は慣れるまでがきつい
- その他の業務はきついと言うよりはダルい
- 慢性的な睡眠不足で授業についていくのがきつい
- 夕刊の時間と被る授業が受けられない
- 学校の宿題や課題が多いときつい
- 場合によっては、ブラックな部分が見えてくるので真面目な人ほどきつい
- 逃げられないというプレッシャーがきつい
- 寮生活で憧れの一人暮らしをイメージしするときついかも
残念ながら、このように新聞奨学生がきついのは事実です。しかし、きついと言う事は、決してマイナス面ばかりではありません。きつい事を成し遂げたからこそ得られる自信や他人からの評価は勿論、新聞奨学生をやったからこそ得られるプラス面もあります。
【補足】新聞奨学生やったからこそ得られるプラス面については、以下の記事を読んで下さい。
新聞奨学生は就職に“多少は有利”【必ずプラスに評価される2つの条件】
新聞奨学生は就職活動で“多少は有利”です。この記事では、有利になる理由と必ずプラスに評価されるための2つ条件を、経験者が実体験を交えてお教えします。
【新聞奨学生】やって良かった事3選
新聞奨学生をやって良かった実体験をお話しします。新聞奨学生がキツいという話はよく聞くかと思いますが、この記事を読めば、少しは前向きに考える事が出来るようになると思います。