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新聞奨学生は辛い【失敗しない為の方法】

新聞奨学生

こんにちは、モノリ(@monoriblog)です。

学生

新聞奨学生は辛いと聞きましたが本当ですか?自分に出来るか心配です。

心配ですよね。失敗したくないですよね。
この記事では、このような疑問にお答えし、失敗しない為のアドバイスもしていきます。

記事の内容

  • 1:新聞奨学生にとって学生生活が一番辛い
    • 1−1:学生生活が辛い理由
    • 1−2:学生生活で失敗しない為の3つのポイント
  • 2:新聞奨学生にとって寮生活が辛い
    • 2−1:寮生活が辛い理由
    • 2−2:唯一の解決策【希望的推測】
  • 3:まとめ

この記事を書いている僕は、新聞奨学生の経験者です。結論から言ってしまうと、新聞奨学生にとって本当に辛いのは学生生活です。意外だと思うかもしれませんが、その理由は、続きを読んで貰えれば分かります。

新聞奨学生にとって学生生活が一番辛い

遊ぶ時間が無くて学生生活が辛い新聞奨学生
新聞奨学生にとって一番辛いのは学生生活です。

学生生活が辛い理由

  • 睡眠不足で授業中に居眠りをしてしまい、授業についていけなくて辛い。
  • 宿題や課題などが多いと大変。
  • 夕刊を配る場合は、それに間に合うように途中で帰らなければならない。
  • 友達と遊ぶ時間が無くて辛い。
  • サークルなどやる時間が無い。
  • 学生生活を楽しむ時間的余裕が無くて辛い。

新聞奨学生は、授業について行くだけでも大変なのが現実です。そして、まわりの友達のように遊ぶ時間はありません。場合によっては、同級生はあなたの理想の学生生活を送っているのに、あなたは夕刊の時間には帰らなければなりせん。もしかしたら、あなたの同級生は、あなたが受けたい講義を受け、その後に彼氏または彼女と遊んだり、合コンに行ったり、サークルでワイワイ楽しんでいるかもしれません。中には、長期休みで旅行に行ったり、卒業旅行とか計画して行く人もいるでしょう。しかし、新聞奨学生の休める日数は限られており、あなたは夕刊を配る為に授業を途中で切り上げて帰らなければなりません。更には、慢性的な睡眠不足で授業中に居眠りしてしまい、成績は下がる。それが2年間、4年間と続くのです。想像しただけで辛く無いですか?学生ですから、もっと他の同級生のように遊びたくないですか?遊びたいですよね。ですが、新聞奨学生にはそれが出来ないのです。辛いですよね。

以上の理由から、学生生活で遊びを重視したい人は、新聞奨学生にならない方が良いと言えます。

ある時、同級生に新聞奨学生がいたという人から、僕は思わぬ愚痴を聞かされた事があります。学生の頃、新聞奨学生をやっている同級生から、親のお金などで進学している事に対して、「ぬくぬく育っている温室育ち」などと酷い事を言われたことがあると、その人はおかんむりになっていました。僕には当たってしまった奨学生の気持ちがよく解ります。ですが、そんな事を言われたら誰だって嫌な気持ちになるでしょう。確かに、新聞奨学生は学生生活が制限されて辛いです。ですが、ひねくれて友達関係すら壊してしまったら元も子もありませんよね。そんな事になれば、更に学生生活が辛くなりますし自分自身が更に辛くなるだけです。何一つ良い事はありません。

大事な事なのでもう一度言いますが、新聞奨学生にとって、同級生を横目に自分は思うような学生生活を送れないという事が非常に辛いです。ですが、ひねくれてはいけません。そんなことをすれば友達関係すら壊れ、それこそ学生生活だけでなく自分自身が辛くなります。この事だけは絶対に忘れないでください。

学生生活で失敗しない為の3つのポイント

  • 新聞奨学制度と提携している学校の中から、希望に沿った学校を選ぶ
  • 学校で友達を作り、学校にいる間を楽しむ
  • 新聞奨学金制度の朝刊だけのコースか、朝刊+集金のコースを選ぶ

新聞奨学制度と提携している学校の中から、希望に沿った学校を選ぶ

提携校は、学業と新聞配達業務との両立がしやすい条件になっています。とは言え、学校の時間割り的に授業を最後まで受けられるところもあれば、夕刊配達の為に途中で帰らなければならないところなど、学校によって異なります。新聞社によって提携している学校が異なるので、その中からなるべく自分の希望に沿った学校で、なるべく奨学生に配慮してくれる学校を選ぶ事がポイントです。進学して途中でやる気が無くなって辞めてしまう事が無いように、あなたの希望に沿った学校選びをしましょう。そうすれば、多少辛くてもモチベーションを維持出来ます。

学校で友達を作り、学校にいる間を楽しむ

学校で友達を作る。当たり前のことですね。ですが、前述した通り新聞奨学生として辛くてもひねくれず、友達として仲良くする事です。仕事の関係で友達の誘いに応えられないことは多いですが、それでも学校で合えるのですから学校にいられる時間を大切にし、目一杯楽しむ事です。

新聞奨学金制度の朝刊だけのコースか、朝刊+集金のコースを選ぶ

学校のカリキュラムにもよりますが、学生生活をとにかく重視したいのであれば、こちらのコースを検討してみるのも有りだと思います。このコースだったら、夕刊配達が無い分、学生生活に時間を使うことが出来ます。
※ただし、朝刊だけだと給料がやや心細いですし、集金はお客様の都合に合わせるので、時間的制約を受ける可能性が高くなります。

新聞奨学生にとって寮生活が辛い

息が詰まるイメージ
※寮生活の経験がない人にとって、盲点になっている可能性があります。

寮生活が辛い理由

  • 古いアパート、ボロい部屋、汚い。
  • 従業員が同じアパートに住んでいるので、公私の区別があまり無い。
  • プライベート感が無くて辛い。
  • 隙間風が寒い、虫が出る。
  • 風呂無し。※シャワー設備が販売店にある。
  • 和式トイレ。
  • 共用の洗濯機。※女性は人によっては気にしますよね。
  • 立地を選べない、電車や車の音などがうるさくてストレスになる。
  • 自分の部屋以外は共用。
  • 寮なので、従業員の人と顔を合わせる。
  • 自分が休みでも、他の人が仕事で休んでいる感じがしない。
  • 親元を離れてホームシックで辛い。

寮が必ずしも古くてボロいとは限りませんが、寮ですから、間違っても綺麗なアパートの一室をイメージしてはいけません。

シェアハウスの様に自分の部屋以外が共用の場合は、キッチンやトイレ、シャワー設備などを他の新聞奨学生や従業員の方と共用で使う事になります。共用が多いと、洗濯機やシャワーの順番待ちや、キッチンに鍋や食器が洗わずに放置されていたり、トイレの使い方が汚かったり、プライベートでは余り関わりたく無い人がいた場合でも顔を合わせる事になります。ですから、綺麗好きやプライベートを重視する人ほどストレスを感じる事が増えます。ですから、人によってはかなり辛く感じる可能性があります。その点、一人暮らしの様に暮らせると気持ち的にはかなり楽ですが、寮がシェアハウス形態なのか、一人暮らし形態なのかは、基本的には配属されるまで分かりません。

社会人でも、寮生活に馴染めなくて辞めてしまう人も実際います。寮生活が駄目だと私生活が成立しないので、仕事も学校も続けられるはずはありませんよね。

ですから、寮生活を受け入れる事が出来るかどうかも、奨学生生活を成功させられるかどうかの分かれ道の一つになります。以上の理由から、もしあなたが寮生活が無理そうと思うのであれば、新聞奨学生になるのはやめた方が良いです。

唯一の解決策は、近くのアパートを借りて住む事です【希望的推測】

新聞奨学生の給料も随分上がったので、安いアパートであれば個人で借りる事も可能だと思います。ただし、販売店の判断や給料にもよりますし、立地によってはそもそも借りれるような物件が無い可能性もあります。ですから、実現性は100%とは言えませんが、もし個人で借りることが出来れば、完全に仕事とプライベートを分ける事が出来るので、そのメリットは大きいでしょうね。

まとめ

新聞奨学生にとって辛いのは、学生生活と寮生活です。

解決方法

  • 新聞奨学制度と提携している学校の中から、希望に沿った学校を選ぶ。
  • 学校で友達を作り、学校にいる間を楽しむ。
  • 新聞奨学金制度の朝刊だけのコースか、朝刊+集金のコースを選ぶのもあり。
  • 安いアパートを借りて住むという解決策もあるが、実現性は100%では無い。

学生生活で遊びを重視したい人は、新聞奨学生にならない方が良い。

寮生活が無理そうなら新聞奨学生にはならない方が良い。

僕自身、新聞奨学生をしていて辛い時期もありました。やって良かった事もあれば、やらなければ良かったと思う事もあります。やって良かった事は、色々経験を積めた事ですね。逆にやらなければ良かったと思うのは、この記事でとりあげた様に、学生生活を犠牲にしてしまった事です。今の自分があるのは、この頃の経験があるからなので後悔はしていません。とは言え、やっていなければ、それはそれで後悔していないかもしれません。ですから、新聞奨学生を無理にやる必要はありませんし、やりたいならやれば良いと僕は思います。

新聞奨学生は、誰にでも勧められるというものでもありませんが、新聞奨学生にとって何がどう辛いのか、それが解ればより正しい判断が出来るハズです。やるかやらないか、最後に決めるのはあなた自身です。あなたが出来そうだと思えばやれば良いし、無理そうと思うならやらなければ良いだけの事です。どちらを選んでもそれは、あなたにとっての正解です。